シティポップのスマートさの真逆というか。学生時代に1980年代的なものを受け入れられなかった理由の1つは、テクニカルで精神性が見えないような気がしたからなんですよね。当時はフュージョンよりもギターからノイズを出したほうがカッコいいと思っていて。ニール・ヤングがグチャグチャに弾くみたいなのに憧れていました。その反動でCRYSTALを始めてから、1980年代的なものに夢中になっていったんです。
リバイバルから取り残された1980年代を継承 シンセデュオ・CRYSTALが新作で聴かせる歌謡曲とファンクのマリアージュ